高血圧と遺伝
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原因には器質的なものと遺伝的なものがあります。そもそも、具体的な原因が特定できるものは二次性高血圧といって、ほかの内臓疾患の影響として高血圧が引き起こされている場合に限ります。しかし、この高血圧は日本人の1割程度に過ぎません。
本態性高血圧の原因は、生活習慣のほかに、遺伝が関係しているといわれています。高血圧のリスクを高めるもの、すなわち危険因子は遺伝以外にもストレス過多、糖尿病の傾向、肥満、偏った食事、喫煙、飲酒などがあります。これらが総合的に組み合わさって、本態性高血圧が引き起こされていると考えられています。
では、遺伝はどの程度影響しているのでしょうか。ある研究によれば、両親がそろって高血圧だった場合、子供が高血圧になる確立は50パーセント、片親だけが高血圧の場合には子が高血圧になる確率は30パーセント程度だったというデータもあり、遺伝による影響はかなりハッキリと認められているといえます。ただし、この数値からも分かるように、いかに遺伝的な危険因子をもっていると人でも、約半分の人が高血圧になっておらず、生活習慣によって高血圧を回避できる可能性が十分にあるということがいえます。逆に、近親に高血圧患者を全くもたない人であっても、高血圧になることがあるということも知られています。要は、自分次第ということになります。
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