高血圧の基礎知識

高血圧目標値

正常血圧は世界基準のものもありますが、日本独自の基準も使われています。というのも、人種によって正常な血圧の平均値は多少ずれがあるからです。

日本高血圧学会が発表していると正常血圧は、収縮期血圧(上)が130mmHg未満、かつ、拡張期血圧(下)が85mmHg未満とされています。

ただし、年齢や合併症の有無によって診断の基準はことなります。例えば65歳以上の高齢者の場合は、正常血圧は140/90mmHgとされています。75歳以上のいわゆる興起高齢者では、むしろ血圧そのものよりも合併症の注意して診断し、降圧による影響も考えながら治療が行われることになります。

ところが、2003年に米国で発表された勧告では、正常血圧は120Hg/80mmHg未満とされています。ということは日本の基準で診断されてギリギリだった場合には、世界的な基準では高血圧と診断されてもおかしくないということです。世界的に、だんだんと高血圧の基準が広くなり、血圧コントロールに対する考え方が厳しくなっているといえるようです。それだけ現代人が高血圧による弊害を受けやすくなっているといえ、日本人であっても警戒が必要だといえるでしょう。

   
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