高血圧の基礎知識

高血圧の進行

高血圧は急に進行するものではありませんが、すぐに治るものでもありません。患者は焦らず、時間をかけてゆっくりと治療に取り組む必要があります。

高血圧は、治療がうまく行っていれば徐々に軽快していく場合も多いのですが、年齢などその他もろもろの事情によって治療が上手くいかなかったり、あるいは、治療を中断してしまったり、そもそも高血圧に気づいて居らず放置していた場合などには、徐々に進行して悪化してしまいます。その場合は、血圧が上昇するなど一時的な症状としても表れますが、怖いのは内臓に与えるダメージです。

血圧のコントロールが上手くいかず、高血圧状態が続いていると、血管壁に余計な力が加わり続けるので血管障害が起こりやすくなります。中でも、心臓そのものや脳、腎臓などの重要な臓器に与える影響は深刻です。ポンプの役割をしている心臓に負担がかかると心肥大や心不全が起こりやすくなります。また、脳には無数の細かい血管が走っているので血管障害が起こると、脳出血や脳梗塞、くも膜下出血などとして現われます。また、高血圧によって腎臓に現われる症状としては腎硬化症などがあります。

   
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