
高血圧の分類 |
一言に高血圧と言っても、種類が一つしかないわけではありません。高血圧は患者の収縮期血圧と拡張期血圧の数値から判断して、そのなかでも重症度によって3段階に分類されています。
最も軽い軽症高血圧は、収縮期血圧140~159mmHg、拡張期血圧90~99mmHgの範囲にある患者です。次に中程度のリスクをもつ中等症高血圧は、収縮期血圧160~179mmHg、拡張期血圧100~109mmHgの範囲にある人、もっとも危険でただちに適切な治療を始めなければならない重症高血圧は、収縮期血圧180mmHg以上、拡張期血圧110mmHg以上とされています。
また、治療においては別の分類が用いられる場合もあります。高血圧には、原因が比較的はっきりと特定できる二次性高血圧と、原因の特定が困難な本態性高血圧があります。
二次性高血圧というのは、別の内臓疾患をもっている人で、その影響で高血圧が生じている患者さんのことを言います。腎臓、心臓、血管、そのほか内分泌系の異常によって、血圧を正常値にコントロールできなくなっている状態ですので、このケースではほかの疾病が完治すれば血圧も落ち着きます。
一方、原因の特定できない本態性高血圧は、原因が複雑で生活全体を見直すような総合的な治療によって、対処するしかありません。実は日本人の高血圧は、ほとんどが本態性高血圧でその割合は、80パーセント以上だといわれています。
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