
高血圧の危険因子 |
高血圧の治療は、まずは血圧コントロールをすることです。では、なぜ血圧コントロールをするのかというのは、いくつかの理由が挙げられます。
一つは、将来の心臓や血管、内臓の重篤な病、心筋梗塞や脳卒中、腎不全などの合併症を未然に防ぐためです。これらの合併症は一度患うと不可逆後遺症が残ることが少なくないほか、命を落とす危険も高いものです。それらの予防のために、血圧コントロールをしていかなければなりません。
もう一つは、血圧コントロール自体が、治療効果をもっているからです。いわば、高血圧は血圧上昇とその危険因子、両方の意味合いをもっているのです。
高血圧の危険因子と考えられているものには、糖尿病や高脂血症、肥満、心血管病などが挙げられます。これらは高血圧の合併症として現われることもあり、原因と結果が同一であることも少なくないのです。
要は、高血圧の危険因子はさまざま考えられますが、食生活や運動不足、ストレス過多など"生活習慣の乱れ"という共通の原因をもって関連し合って発症していると捉えることができるのです。
したがって、高血圧の危険因子とよばれるものはたくさんあるのですが、やることは一つ、血圧コントロールをしながら生活習慣を改善することによって、ほかの病(危険因子)もろとも解消することができるのです。