
血圧とは |
高血圧とは、文字通り、簡単にいえば血圧が慢性的に高くなってしまう状態のことをいいます。では、血圧とはもともとなんなのでしょうか。なんとなくは想像できることだと思いますが、正確なところを正しく答えられる人はあまり多くありません。
血圧とは、一言で言えば、体を流れる血液が血管壁に対して加えている圧力のことです。私たちの体は常に全身に血液がかけめぐっていますが、この血液が流れているのは心臓がポンプの機能を果たしているからです。つまり、常にエネルギーを消費して老廃物を排出している全身の細胞に新鮮な血液を送るために、心臓というポンプを使って血管に圧力がかけられているのです。このときに、動脈壁にかけられている圧力がそのまま「血圧」ということになります。
血圧は、便宜上は二つに分けられています。単に最高値と最低値、あるいは、上下といってもいいのですが、正確にはいわゆる最高値(上)は「収縮期血圧」という場合もあります。これは心臓が血液を全身に送り出すために"収縮"したときの血圧値です。このときがもっとも高い数値を示します。逆に、血圧を心臓内にため込む「拡張期血圧」のときに血圧が最も低い数値を示します。この上下二つの数値を参考に高血圧の診断を行います。